2015-11-21 こほれる利根の 素晴らしき日々 みなかみに、 ひねもす銀の針を垂れ、 しづかに水に針を垂れ、 さしぐみきたる冬を待つ。 ああ、その空さへもうすくもり、 かみつけの山に雪くれば、 魚らひそかに針をのみ、 ま芝は霜にいろづけど、 ひとり岸邊に針を垂れ、 來らむとする冬を待つ。萩原朔太郎「冬を待つひと」 ☆日暮れが早くなったもので。全身筋肉痛。