2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

霞立つ

春日の里の梅の花山の下風に散りこすなゆめ巻八(一四三七)大伴宿禰村上☆春日というのは奈良県の。霞と春日で、カスカスとかけているのだろうか?うーん。ゆめ、は決して。ただこういう使い方はかわいい。☆今日は嫌なメールを2通送った。嫌なというのは、…

雪の上に

照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき児もがも 〔巻十八・四一三四〕 大伴家持☆もがも、は〜があったらなぁみたいな意味で。児は子どものことじゃなく、親しみを覚える人を。梅の花を贈るような親しい人がいたらね、という感じか。そういう気持ちまああるの…

梅花に対する感情

予等は梅花の一弁にも、鶴を想ひ、初月を想ひ、空山を想ひ、野水を想ひ、断角を想ひ、書燈を想ひ、脩竹を想ひ、清霜を想ひ、羅浮を想ひ、仙妃を想ひ、林処士の風流を想はざる能はず。(芥川龍之介「梅花に対する感情」『芥川龍之介全集 第十巻』)☆文人趣味…

梅ちらほら

「萬葉のうちにある梅の歌では、私は、坂上女郎の、 さかづきに梅の花うけて思ふどち 飲みてののちは散らむともよし が何か心象に沁みてくるような香があってわすれられない。王朝自由主義の中の明るい女性たちが、男どちと打ち交じって、杯を唇にあてている…

友人からの

年賀状が届く。「私は相変わらずです」と書いてあったが、高3以来10年以上会っていないので「相変わらず」がどういう状態なのかはわからず。☆昨年末にブログアプリのアップデートをしたところ、画像があげられなくなってしまった。PCから投稿すれば画像もあ…

児童文学の

表紙や挿絵について、劇画がだったのは、映画のポスターを意識してたのかしらとふと。