寝る時間


が順調に遅いまま。

早く寝ることができないでいるこの頃。


今日夕方帰ったとき、家の中がしーんとしていた。みんな部屋で寝てたのだ。

気のせいかもしれないが、最近家族が寝てることが多くなったような気がする。


日増しに日常的動作ができなくなっている祖父。周りも毎日対応がしんどい方向に変わるので、適応するのにヘトヘト。今朝も祖父の排泄物の処理にバタバタと忙しい中追われていた。


そんななか、今日分かったことは、排泄物の威力ってすごいものがあるということ。

少量でもそこにあるだけで、いろんな意味で人間に対する物凄い破壊力がある。前衛的なヒトビトがこだわるのもこの力なのかも。


こういう文章が。


あらゆる周辺部は危険を秘めている。・・・どのような観念構造においても侵され易いのはその周辺部である。従って肉体の開口部は特に傷つき易い部分を象徴していると予想するべきであろう。そういった開口部から漏出する物質は、この上なく明白に周辺部の特徴をもった物質なのである。唾、血、乳、尿、大便あるいは涙といったものは、それらが漏出するというただそれだけのことによって、肉体の限界を超えたことになる。躯から剥落したもの、皮膚、爪、切られた毛髪および汗等もまったく同様である。(M・ダグラス『汚穢と禁忌』塚本利明訳、筑摩書房、2009年、282頁、1966年刊行)



社会人類学者・比較宗教学者のメアリはん。


要するに、肉体から漏出されたものは人間に対する危険の感覚を私たちに呼び起こす、といったところだろうか。


確かに、危険は人を不安にさせるものなので、見ない方が精神的にはラク。


それでもやっぱり私たちの生活も、どんなにイロイロと繕っていても危険や見たくないものと隣り合わせなのだということかもしれぬ。


それらは、薄い皮膜に覆われているだけで、何者かがそれを破ってしまえば、簡単に出現するようになっている。 


などなど、思い出しながらイカリングを揚げる。これも体内に入ってしまえば危険なものとなるのね。


でもいっぱい食べる。食欲の秋だから。


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チョコミント味をのキャンディを見つけたので衝動買い。

期待を裏切らない味でした。



写真が最近アレで悲しいことです。とはいえ、どこにも行っていない。もっとばしばし撮れたらいいのですけどね。


それでは。
おやすみなさい〜