秋のトロイメライ
この前偶然Vladimir Horowitz のトロイメライを聴く。
Horowitzのピアノの弾き方は、ワタシなどが差し出がましいですが、重厚感のある不思議なタッチ。
かといって軽やかなメロディもしっかり弾いているので重すぎてゆっくりすぎるというのでもない。こういうのなんだろうな、と聴いていて思う。聴いてからも後々思い出してしまう。
そういう雰囲気を帯びている弾き方がなんとなく気になる方だ。たたずまい、というか。惹きつけられるというか。
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気づけば出港中だった。
ちょいと珍しいアングルかもと思い撮影。(電線がちょっとアレですネ?)
錨をあげて船出したのだな、と思う。
海に浮かぶ船のたたずまいは、緊張感を漂わせながらも楽しそうに見える。
さっきまで停泊していた港からどんどん離れて、次の目的地へ向かう後ろ姿が、ああそんなものなのだなぁ、と思う。
ゆっくりだけどずんずん進む船。見ている方にとっても喜ばしいことだ。
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ではまた明日