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祖父の四十九日に

風邪をひいた模様で、くしゃみと頭痛。忙しいと風邪をひいてしまうタイプの人間だ、私は。

祖父が危篤になって葬儀が済んでからもブログを書く気にはならなかった。別に誰に強制されているわけでもなく、自分勝手にしたためているのだからそんな自意識過剰になることもないと言えばない。祖母が亡くなったときはそうでもなかったが、続いて祖父が亡くなってしまったことで、日常的に空白の時間が生じたのは確かだ。介護から若干解放されてラクになっただろう?と言われると確かにその通りだ。でも介護が曲がりなりにも生活の一部として生活になくてはならなかったものであった場合、それを失ってからどうやって次の生活を形成するかということには時間がかかったし、今も完全ではない。四十九日といってもまだ2ヶ月弱しか立っていない。でもまあ、次の生活を形成云々書いたが、形成されずとも日々過ぎていく。要は慣れだろうと思うに至っている。

最近30になった。それでフィッツジェラルド華麗なるギャツビーを読み始めた。小説中の語り手が30になるまでの話だったからというのと、祖父の死後家の中を片付けした際にこの一度も読んでいない小説を発見したからだ。

昔塾で一部だけ読んだことがあった。とはいえ英語だったのでちんぷんかんぷんで、答えの訳文を見てもやはりちんぷんかんぷんだった。いまではそこが重要な場面だったということだけがなんとなくわかる。実に15年以上経ってからわかることもあるという話だ。