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梅ちらほら

本の感想 万葉集
「萬葉のうちにある梅の歌では、私は、坂上女郎の、

  さかづきに梅の花うけて思ふどち
  飲みてののちは散らむともよし 

が何か心象に沁みてくるような香があってわすれられない。王朝自由主義の中の明るい女性たちが、男どちと打ち交じって、杯を唇にあてている姿が目に見えるようだ。」(吉川英治「梅ちらほら」『吉川英治全集・47 草思堂随筆』講談社、1970)


どちは仲間、みたいな意味だと推測。
吉川氏はこの歌から恋愛観を見出してるみたいだけど、そう?と個人的には思う。梅は最近ちらほら咲いてきている。


梅と関係ないが、花粉の季節のせいか身体が重だるく、無性にあご出汁が飲みたい。魚介のスープ。

梅の歌は古代からいろいろあるみたいで、いい機会なのでぼつぼつと読んでいきたい。