殴り合う

貴族たち、という本を図書館で発見したので拝借することに。

副題が「平安朝裏源氏物語」ということで、ざっくり言えば、源氏物語光源氏的な優雅な貴族イメージの裏に、割と暴力沙汰な事件が記録として残ってますよ、ということでしょうか。

そう言われれば、平安朝の貴族イメージは十二単だの恋愛だの匂い袋だのいった優雅なもの。


個人的には、源氏物語のなかでも光源氏に寵愛を受けた女性に嫉妬した別の女性が渡り廊下に糞尿を散乱させて、その女性を通れなくしたという下りを思い出した。

バイオレンスではないが、ワイルドさ溢れる嫌がらせは実際あったのだらうか。


f:id:kakushisetutoshokan:20161208001516j:plain

水の波紋が環状になっておる。