帰宅するなり祖父が部屋で簡易トイレにスライドさせようとして、床に落っこちているところを、第一発見する私。祖父はもう足の筋肉がないから起き上がれない。
一人じゃ無理なので、母を呼んで介護用クレーンに祖父をどうにかセットしてリモコンで上に持ち上げ、祖父をどうにかベッドに腰掛けさせた。暖房の効いた部屋なので汗びっしょりになってしまった。改めて、老人の身体は重いと感じる。その身体をクレーンはいとも簡単に持ち上げるという。
この介護用クレーンは市からのレンタルで、確か月額¥15,000-。そしてクレーンは
エヴァという名前なのだった。どういう意味なのかはわからないが、ありがとうございました、
エヴァ、と。