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ジュークボックス

小説で目にしたことはあっても、実物を見たことはない。

確か村上春樹の小説に出てきていて、中学生のころ辞書で意味を調べたのだけど、いまひとつピンと来なかった。

レコードをかける機械、ということがわかったくらいで、よくわからないまま放置していた。

ただ、バーに置いてあるという文脈だったと思うので、さぞかしオシャレな箱なのだろうと思っていた。


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あった。

箱。

オルゴールの発想に近い。


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お金を入れるとレコードがかかるとか。


どうやってレコードを選択するのだろうか。

店内に流す音楽を客がお金を払って選ぶというシステムなのだろうか?


わからない単語があると、すぐに辞書なり電子辞書なり引くように言われるものだけど、わからないままの時間も大事かなとは思う。

あの事について自分はわからない、という感じの熟成。

なんというか辞書をすぐ引くと、ソノコトについてのぼんやりした部分が捨象されてしまう気がするのだ。

辞書というのは、モノゴトについての一つの説明の集積場だ。


昔、梅雨時期の夜に喫茶店のコンサートに出かけたことがある。

ワンドリンク制で、チェンバロのコンサートだった。

店のざわざわ感。

チェンバロというわりと小さな鍵盤楽器

鍵盤が黒かった。

きれいなお姉さんがぽちぽち弾いていた。


明日は日曜日