ココアのふた匙

ココアを麓のスーパーで買ってきて頂く。

夜中に開けて、大匙2

お湯を少量入れて、練る

お湯をさらに入れて、飲む


優しい味で、ノスタルジーな感じに。

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むかし、一人で美術館へ行ったとき、かわいらしいワンピースを着た十代の黒髪の女の子がいたのを覚えている。

大きいアネモネの花柄があしらわれていた。

色味は赤、橙、ブラウンといった感じのもので、肩からは皮のポシェットがかけられていて、美術館のあのシックな雰囲気に合っていた。

少し見惚れてしまった。


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美術館には、とんと行っていない。

芸術的な感性がないのだ、ワタシには。

と思いながらココアをずびずび飲む。


そう言えば、コレマタむかし、塾講をしていたときの生徒に心愛(ここあ)さん、という名前の女の子が居た。

あの子にもよく怒ったな

マア、人事からうるさいので注意するように言われていたのだけども


ずびずび。。



それでは。