有限と無限の遊び
こんばんは。
先々月買いました。
- 作者: JAMES CARSE
- 出版社/メーカー: FREE PRESS TP
- 発売日: 2012/12/18
- メディア: ペーパーバック
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ミヒャエル・エンデ氏の『物語の余白』という本のなかで紹介されていた本。
数年前にネットで探していたのですが、辿り着けず。情報が殆ど無い。
調べてみると、近年最新版が出ていたので絶版ということでもなく、売れてる本の様だった。
アメリカ人が書いたということをエンデが言っていたので、タイトルを英訳してAmazonで探せば良かったということを発見。うぅ。こんなカンタンな検索のテクニックが。。
ともあれ、和訳はまだ出ていないのが現状のよう。仕方ないけど内容がずっと気になっていたので思い切って購入。
自分の読解力の低さにヘキエキと胃のむかつきを覚えながら、電車の中とか移動中に少しずつ読み進めるうちに読了。
引用文献の註などが頁末尾に無かったので、論文…ではなく論説文といった感じ。インデックスはあったけども。
まだスッキリせず精読はできていない。
ただ、面白かったのが、コレがアメリカ人が書いたものという点かもしれない。
まあそんなアレコレよりも、後ろの紹介文から。
…彼が示すように、有限な遊びは、富・ステータス・権力や成長を与えてくれるかもしれないが、無限な遊びには、どこかはるかに手の込んで精妙な、雄大なものを与えてくれる。
Carse氏は、世の中の遊びには少なくとも二種類あるという。あと、こういうプルーストの引用も。
唯一本当の旅とは、同じ眼球で百の異なる島々をめぐることではなく、百の違う眼球を通して同じ島を見ることだ(p.130)
直訳ですみません。。というか孫引きもすみません。ただ、プルーストってこんなこと言ってたんだということに驚きが。
まあ、ワタシは同じ観点のままでいろんなものを見る方の眼球ですね。なので本当の旅はしてないのだろう。というか百とは多いなー。
ええと、こんな無惨な感じのレヴュー状態ですみませんが、日常に埋没し過ぎているので追い追い少しずつ。。
そういえば、Amazonのレヴューを見たら、読後にトマス・クーンの『科学革命の構造』を思い出した、という方が。パラダイムシフトとは違うと思うけど、感じとしては似てるかもだ。
うむ。
続く