まに子

思い出のマーニーについて。話の展開がちょっとわかってしまうかもな内容です。



主人公のアンナが孤独を抱えている時に、マーニーがひょっこり現れる。


ここから、隠された秘密が少しずつ解けて行くといった展開。


アンナの秘密、マーニーの秘密、それからアンナとマーニーの秘密などなど。


でもアンナが自分の隠していた辛い秘密をマーニーに教えようとしなかったら、すべての秘密は姿を現そうとはしなかったのだろうと思う。


不思議な連鎖反応を見ているような感じだった。個人の物語がやがてより大きな時間の流れに繋がっていくという構成が見事。


あと、百合ではなかったですね(笑)



他方、マーニーに限らず、主題が孤独だったのだとしたら、心理学的な考え方が多分に含まれているように思ったのだった。

トラウマやジレンマや不安が文学の主題になっているように思えるのは、やはり近代以降のことなのだろうか。


などなど。


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時期的に夏休みも終盤といったところですかね。まあ、関係ないですけども。


気持ち的にはあと少しで今年の夏もなんとか乗り切れたことになる…!と思っている感じです。


お盆ですが、お盆といえばもちろん家族会議ですよね(苦笑)


やりました、ちっとも気が進みませんでしたが我が家でも。


吉田秋生さんの『海街diary』という粋なコミックがあるのですが、ストーリーの最初からお葬式の場面なのです。


登場人物の誰かが、お葬式って家族のいろんな見たくないとこが曝け出されるところだから、みたいなセリフがあったのですが、このセリフについて新たな側面を発見しましたよ。



お葬式じゃなくても、金銭的なことの話し合いで集まれば曝け出される…!




ええ、ええ。

当然、ワタシのみっともないものも曝け出されたのですよ…




大した結論もつかずに終了。


なんだかもう、盆踊りでも踊りたい気分でしたね。盆踊りって人間関係にくたびれた人びとの供養のためにあるんじゃないかと思ったくらいでした、だからあんな振り付けなのかとも。多分違いますね。


ちゃんちゃん




外は少し雨が降ってますよ。

今日も大変でしたね。


おやすみなさいませ。

ではでは