カランコロン

焼酎を近所のガソリンスタンドの景品でもらったマグカップに入れてロックで。


あんまり飲めるクチじゃないので、100ミリくらいとぽとぽと。


芋焼酎はアルコールがキツイのであまり飲みたいと思わないのだけど、頂き物なのでちびちびと飲むことに。


飲んでいたら、確かにアルコールがキツイのだけど、友人たちと飲んでいた時の記憶がさぁっと蘇ってくるような感じがした。


居酒屋のざわざわした感じとか、焼き場からの煙たい空気とか、食器のガチャガチャした音とか、ベトベトした木製カウンターとか、友人たちとのほぼどうでもいい議論の数々。


あぁ、焼き鳥があったらな、などなど考えながら、柿ピーをアテにカランコロンとぐびぐび。



今日は全国的に雨の所が多いとか。

午前中から薄暗かったけど、いい風が部屋に吹いてきてくれて心地よかった。



ところで最近、ジョーン・ゲイル・ロビンソン作『新訳思い出のマーニー』(KADOKAWA、2014)のを読む機会を得た。

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ISBN 9784041020715


訳は他にも幾つか出ている模様。

図書館日和というアプリで見ただけでも、新潮、講談社、岩波が出版している(なぜこんなに出ているのか?)個人的にはジャケ買い


映画の方はまだ観ていないが、タイトルにヒントが隠されていると読んでから気づくのかも。ちなみに原題はWhen Marnie was There 



児童文学のパターンに限らないけど、主人公が内的にも外的にも孤独である、というケースはよくある。


ジブリだと千と千尋の〜、ゲド戦記ラピュタ、漫画版で見ればナウシカもそれぞれ孤独を抱えている。(ジブリ以外のアニメになるとさらにいっぱいあるのだろう)


なので、こういった作品に共通する主題としては恐らく、その孤独をどう解決するかが作者の腕の見せどころというか、センスが問われるところなのだろう。


今回のマーニーでは、主人公のアンナの孤独がキリキリするところまでまず描かれているところがすごい。孤独を洞察する作者の目がなければ、これは書けないだろう。


もう少し詳しく書きたいので、今日はこの辺で。


おやすみなさい〜