まあそれでも
コラージュが好きというか、コラージュ的なものが気に入ってるという感じで。
コラージュ的なものに共通なのは、パタンを組み合わせて一つのものにまとめることなのだと思う。
パッチワーク、絵画、建築、音楽、などなど。小さいパタン、パーツを組み合わせてユニットにしているものなら、どれもコラージュ的なものということになる。
組み合わせによって生じる相互作用を見るのが好きだ。(アレグザンダーの言う重なり合うところ)
それは、見る側(作者も含め)に思いがけない何かを発見させる。
その発見のさせ方に、ハッとさせられる。心を奪われるという、あの懐かしい感覚を思い出させてくれる。
酔い痴れるのには注意したい。
でもそういう感じが人を元気にさせると思っている。
それは簡単なようで簡単じゃない。すぐに理屈に流されてしまう。自分の勘を信じることは足場がないことと一緒なのだと思う。
ボールドウィンの小説にある、ピアノは所詮ハンマーとワイヤでできているに過ぎない。それでも、ピアノに自分の言うことを聞かさなければならない、との下りを思い出す。
☆
くだらない事を書いている。
暑さにやられている。
夕方に聞くヒグラシの音に心を和ませてもらっている。
そんなものだ。
☆☆
おやすみなさい。