本の感想

なんだか

ナ〜と思いつつ一日終える。 ☆明日は金曜日

朝に道を聞けば

夕べに死すとも可なり(「論語 里仁」) 今朝本を読んでいて久しぶりに見た。後ろの死すに重点があるというより、朝にどんな道に会うか。☆最近、近所の図書館が閉まっている。 13日までとのこと。

健康ランド

みたいな、市の施設の招待券をもらう。A4三つ折りのパンフレットを開くと、ジャグジーやらサウナやらマッサージチェアやら森のレストランやら。ちょっと心惹かれたのは、テレビのある休憩用の和室の大広間。 少し前に読んだ詩から。現代にあって詩は成立しな…

務め

この俺、かつてはみずから全道徳を免除された道士とも天使とも思った俺が、今、務めを捜そうと、この粗々しい現実を抱きしめようと、土に還る。百姓だ。(ランボオ『地獄の季節』岩波書店、2012年、p60) 地獄の季節 (岩波文庫)作者: ランボオ,J.N.A. Rimbau…

ぱちぱちと

碁石を打つように、pcのキーボードを叩く。 ☆昨日、石川啄木の詩集を寝る前に読んでいたら、議論という言葉がちらほら。 個人的にギロンなるものは苦手で、日常的に喋らないようにしている。話題を振られたら喋るけれど(そんなにふられないけども)、たわい…

乗り切る

11月になり、立冬が来、年末の足音が聞こえ始め、年度末が見えてくる。 毎日寒いですね〜。人間関係も冷え冷えですよ〜。スミマセン〜。G・アーヴィングのホテル・ニューハンプシャーに、開いた窓の前は通り過ぎろ、というものがありましたね〜。 今月も通…

Pessimistic

ペシミスティック悲観的な・厭世的な フト、ヤスパース(Karl Jaspers 1883-1968)の『悲劇論』を思い出す。悲劇が悲劇たる所以は、登場人物の誰かの挫折にあるとの指摘。挫折への注意、その眼差し。☆ 店の軒先にて。チョット雨が降っていた。☆また明日〜

シェリーの、つづき

フランケンシュタイン、おれの話を聞け。おまえはおれを人殺しと非難するが、それでいて自分がつくったものを破壊しようとし、良心の呵責を感じない。まったく人間の正義とは、大したものだ。だが、おれは助けてくれと言うのではない。ただ話を聞いて欲しい…

シェリーの

そういえばハロウィーンのシーズンが近々やってくる。万聖節 All Saint's Day の前夜祭、ハロウィーン。黒とオレンジ色。何やらモンスターめいたカッコをするのが特徴的ですが、やや強引にシェリーの『フランケンシュタイン』(初版1818年)を連想。フランケ…

小さい手紙

ネットで古本屋から本を一冊購入させてもらった。表紙を開けたらすぐに小さい紙が入ってい吃驚。正誤表かと思ったら、本についての自作ミニレポートのようなものが入っていた。誰が入れたのだろう、古本屋の主人か、出版社の方か?作成者の名前がないのでわ…

御堂関白日記と星々

数年前に偶然パラパラ読む機会があった御堂関白日記、という書物。御堂関白とは藤原道長のことなのだけど、ふつう権力者といった手合いのイメージが強い人だろうか。それとも、娘を政争の道具にした人物だろうか。大学の講義で、講師の方が日々激務をこなし…

本業

副業「生きていること」本業「死んでいること」(ヴォネガット『猫のゆりかご』)英語でliving in dead という表現がありますね。「生きながら死んでいること」と訳すのでしょうか。消極的な意味合いに聞こえるかもしれないけれど、ウソもつき続ければ本当らし…

もむもむ

炊飯器で蒸しパンを作ろうと思ったら、中力粉しかなかったのだけど、混ぜ合わせてスイッチオン。なんだか、クレープの皮のような味のものが出来た。もむ。まあまあイケる。ヒイラギ。あおいヒイラギ。葉っぱのワサワサした感じがよい。☆バシュラールの『蝶と…

深夜ラジオ

こんにちは。いつも夜に投稿しがちなのですが、今日はちょっと時間ができたので。以下の文章、暇つぶしにどうぞ。☆小学校時代から、ラジオを聴くのが気に入っていて、親に頼んで誕生日にAIWAのものだけどポータブルタイプの小さいラジオを買ってもらったり。…

まにまに

7:15am歯を食いしばって起きる(譬喩です)。朝ご飯の準備。キュウリを切ったのと、イワシの甘露煮、白菜の浅漬けと沢庵、焼いた厚切りハムとパンケーキを出す。7時台のEテレが大人にも面白い、という情報を得たので、見ながら作る。デザインあ、という番組…

寝る時間

が順調に遅いまま。早く寝ることができないでいるこの頃。今日夕方帰ったとき、家の中がしーんとしていた。みんな部屋で寝てたのだ。気のせいかもしれないが、最近家族が寝てることが多くなったような気がする。日増しに日常的動作ができなくなっている祖父…

有限と無限の遊び

こんばんは。先々月買いました。FINITE AND INFINITE GAMES作者: JAMES CARSE出版社/メーカー: FREE PRESS TP発売日: 2012/12/18メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るミヒャエル・エンデ氏の『物語の余白』という本のなかで紹介されていた本…

いのちの初夜

こんばんは。気づけばもう八月もあと少し。予定では終わってることが終わっていないことに愕然とするおなじみの月末ですが、新しい季節が来るというあの感じ、思い出すとなかなかいいものですね。などと爽やかなことをを言ってますが、修羅場を思い出してど…

まに子

思い出のマーニーについて。話の展開がちょっとわかってしまうかもな内容です。☆主人公のアンナが孤独を抱えている時に、マーニーがひょっこり現れる。ここから、隠された秘密が少しずつ解けて行くといった展開。アンナの秘密、マーニーの秘密、それからアン…

眠いね

朝起きて眠く、昼ごはん食べて眠く、夜は疲れちゃって眠く、という日々ローテーション。前に久しぶりにメールした友達に近況を聞くと。毎日眠いよー、えへへと送って来たので私の返信私なんてもう三千年くらい寝ちゃいたいな友達三千年かあ、スゴイ!…という…

誰も

録音していた好きなラジオ番組を夜に聴く。クラッシック音楽系のもので、若手の音楽家の方がオススメ曲を教えてくれるというコーナーが好きで聞いている。今日はテューバ奏者の方が。パヴァロッティの歌う“誰も寝てはならぬ”だった。他ならぬスケートの荒川…

ちょっと古いけど

数年前に購入した本の函(ハコ)から。このゴシック体のタイトルの入れ方、カッコイイと思ってしまう。(文という字が特徴的なので、ゴシック体とはいえ、きっと名前があるのだと思う)文学に凄みが。。近寄りがたい感じが。。小生、ドキドキいたします。☆さ…

ささやかだけれど

『ささやかだけれど、役に立つこと』(レイモンド・カーヴァー、中央公論新社、1989年)という本のタイトルをふと思い出す。以前、村上春樹を読んでいて知った作家が、レイモンド・カーヴァー。タイトルが長いけど、短編小説だ。最初に平穏な家庭に不幸な出…

近所の図書館へ

5、6年ぶりくらいに行きました。日曜の午前、人がいっぱい。本を読んでる人よりか、勉強している人が大半。ところでちょっと懐かしいものをご覧にいれましょう。貸出しカード。このカードに利用者の名前や番号などを記入していくというシロモノですね。汚い…

雪の

今日は『雪の女王』(底本:「新訳アンデルセン童話集 第二巻」同和春秋社 1955(昭和30)年7月15日初版発行)を少し。青空文庫にあるので、読んでたら思ったより長かったという記憶が。作者はアンデルセン[1805-1875]主人公はゲルダという女の子で、カイとい…

ぼやぼや

としております、いま。今日ちょっと思い出した文章をば。罪の意識で動けなくなったのではない。わたしは罪の意識を感じないよう自分に教えていた。すさまじい喪失感のために動けなくなったのではない。わたしは物を欲しがるなと自分に教えていた。死を厭う…

いつか

地獄に来るもの、ふたたび人間に帰る事なし。汝はよみがへるべきものなり。(『宝物集』p69)ゆっくりと読みたい本だ。GWもなぜか後半らしいみなさん良い休日を。おやすみなさい、ごきげんよう。

続ぐびぐび

みなさん、こんばんは。昨日一昨日と、出かけていたのでその続きというか、まだ書き足りない部分を。泊まった宿について。今回泊まったところは、ゲストハウス。安くて(¥2,160) 行くところに近かったのでそこに。ゲストハウスにはコタツスペースやキッチン…

けみする/『パラダイムとは何か クーンの科学史革命』

閲する。けみする。と読むらしい。今日初めて知った読み方。辞書を引くと、①あらためる。調べる。②年月を経る(『三省堂国語辞典』 第四版)とのこと。たまたま最近読んでいた本のなかに出てきた。 この半世紀の間、われわれの性意識と同様に、われわれの科…

にょ

昔近所の図書館で『ドイツ兵の夏』(偕成社、1978)という本を借りて読んだのを思い出す。図書館日和で検索したら蔵書なし。ちッ。破られたりして損なわれる本もあれば、人知れず蔵書リストから外され消えゆく本ありと覚えしか。蔵書が増えれば低利用本は管理…