殴り合う

貴族たち、という本を図書館で発見したので拝借することに。

副題が「平安朝裏源氏物語」ということで、ざっくり言えば、源氏物語光源氏的な優雅な貴族イメージの裏に、割と暴力沙汰な事件が記録として残ってますよ、ということでしょうか。

そう言われれば、平安朝の貴族イメージは十二単だの恋愛だの匂い袋だのいった優雅なもの。


個人的には、源氏物語のなかでも光源氏に寵愛を受けた女性に嫉妬した別の女性が渡り廊下に糞尿を散乱させて、その女性を通れなくしたという下りを思い出した。

バイオレンスではないが、ワイルドさ溢れる嫌がらせは実際あったのだらうか。


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水の波紋が環状になっておる。



Xmasのチラシを

見て、年甲斐もなくウキウキした気分になってしまった。リカちゃん人形やシルバニアファミリーのお家、ニット小物が作れる編み機、サンリオのキーボード…。

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余談だが、小学校の頃はケーキ屋のチラシやらピザ屋チラシを切り抜いては、ノートに貼り付け、さみしい時それらのご馳走写真を眺めていた。


本の影響で

ブログを書くということがなんだか嫌になってしまって数日。

本には「書く」ことについてかなりのページが割かれてあって、それを読むと書くってなんだかなという気持ちになり、しょんぼりしてしまった。

しかし、後々考えてみると書き手は20冊くらい本を出しており、そもそも「書くこと」についての問題点を「書く」ことで示しているので、結局書いているじゃないかと思い直して落ち着いたのであった。なんとも業である。

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モスです。

何やら最近の上映で

この世界の片隅に、があるらしい。

前に図書館にスタッフで入っていた時、今日マチ子cocoonについて話題が出た後、40代の先輩からこうの史代の世界の〜の漫画を貸してもらった事がある。第二次世界大戦に関する漫画繋がりということだった。

その先輩職員の方は暫く休職して辞職してしまった。漫画のお礼は果たせずじまいだった(返本はした)。というのも、私も何か面白い漫画を紹介したかったのだけど、目ぼしいものがなかったのだった。

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個人的には、主人公の若い女性の縁談が親類縁者によって本人の意思に関係なく進められ、主人公もどきどきしながら相手を受け入れて行くところが印象に残ってしまった。主人公も、縁談についてそういうもの、みんなそうだし、みたいに見なしているというか。ああこうやって通過して行ってたのねと。


まあ漫画とかの貸し借りっていいもんですよね。返してくれる限りは。。




祖父を持ち上げながら

帰宅するなり祖父が部屋で簡易トイレにスライドさせようとして、床に落っこちているところを、第一発見する私。祖父はもう足の筋肉がないから起き上がれない。


一人じゃ無理なので、母を呼んで介護用クレーンに祖父をどうにかセットしてリモコンで上に持ち上げ、祖父をどうにかベッドに腰掛けさせた。暖房の効いた部屋なので汗びっしょりになってしまった。改めて、老人の身体は重いと感じる。その身体をクレーンはいとも簡単に持ち上げるという。


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この介護用クレーンは市からのレンタルで、確か月額¥15,000-。そしてクレーンはエヴァという名前なのだった。どういう意味なのかはわからないが、ありがとうございました、エヴァ、と。



久々に本屋へ

行く。特急券の未使用で¥900-ほど返金があったので、今はやりの付録つき雑誌を買いに。


田舎なので本屋といってもちょっと古いタイプだ。20年くらい前からある。まあまあ広いが文房具売り場などはない。絨毯ではなくリノリウムっぽい床。


いろいろ見て回ったが、基本的に古本を買っているので、新書など見ると表紙が色鮮やかで綺麗に作られていてすごいなと思う。内容は以下略。

文庫本コーナーで珍しく3冊くらい気になるものがあったのだけど、文庫と言えど値段がまあまあしたのでちょっと断念。そういう成人なのだわたしわ。

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付録つき雑誌も、かわいいものがいろいろ並んでいたが、ちょうど欲しいものがなく、ちょっと年齢より高め対象の女性雑誌を買う。グレイのミニバッグが付いて¥880-なり。

帰って紅の豚を見る。母とビールを一缶分け合う。